2019-09-20
神戸 storage books展はじまりました。
弁造さんのエスキース展は名古屋から神戸に移ってきました。
毎回、こうして空間に合わせて展示しているのですが、最近の展示スタイルは構成を決め込んで進めないこと。
空白状態の空間で梱包を解き、エスキースを床に置き、まずはそのなかから一枚、半ば試しといった感覚で壁に掛けてみると、あとは弁造さんのエスキースから放たれる光に誘われるようにして一枚、また一枚と展示が進んでいきます。
そして、最後の一枚を掛け終わると前回の展示とはまた異なる世界観が生まれています。そのとき、僕は弁造さんのエスキースにまたひとつ近づいたのかなという気にもなります。
写真も絵も不思議なもので、毎日見ていたとしても新たな発見をもたらしてくれます。弁造さんのエスキースからかけられる言葉に耳を傾けていただけますと幸いです。
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